刑事事件

千葉県柏市とその周辺における刑事事件の最新動向

千葉県柏市とその周辺における刑事事件の最新動向

1.千葉県柏市について

柏市は千葉県の北西部に位置する都市。東京都に隣接はしていないものの、千葉県の中でも「東京に近い場所」という認識を持っている人も多いでしょう。

柏市にはJR常磐線やつくばエクスプレスなどの駅があり、乗り継ぎ方によっては都心部まで1時間前後で行くことができます。そのため柏市在住の人の中には東京都内へ通勤している人も多くいます。

また、JR常磐線やつくばエクスプレス以外に埼玉「東武野田線(東部アーバンパークライン)」の駅も存在し、東京のみならず埼玉方面や千葉の葛南地域(湾岸部)へのアクセスがいいのも特徴の一つです。

柏市の最近5年の人口推移は以下のとおりです。

  • 平成29年12月:421,390人
  • 平成28年12月:417,692人
  • 平成27年12月:414,157人
  • 平成26年12月:408,744人
  • 平成25年12月:406,617人

東京へのアクセスがいい柏市の人口は毎年数千人ずつ増えており、5年前に比べると約15,000人増えています。

なお、千葉県内で一番人口が多いのは県庁所在地でもある千葉市。次いで船橋市、市川市、松戸市と続き、柏市は千葉県内で5位となっています。

この記事では柏市の刑事事件の件数の推移等について、千葉県警が開示しているデータを基に解説します。

2.柏市における刑事事件の最新動向

(1) 柏市の刑事事件の件数の推移

過去5年間の柏市での刑法犯認知件数は以下のとおりです。

  • 平成29年:3,647件
  • 平成28年:3,802件
  • 平成27年:3,618件
  • 平成26年:4,101件
  • 平成25年:5,197件

このように、柏市の刑事事件の件数(刑法犯認知件数)は基本的に減少傾向にあります。

なお、柏市以外の自治体の刑法犯認知件数も、同じように減少傾向にあるところがほとんどです。

(2) 柏市の刑事事件における罪種別の動向・推移

千葉県警のデータでは、市町村別に罪種ごとの件数も確認することができます。

ここでは平成28年と平成29年の柏市についてのデータを基に、罪種別にどのような変化があったか見てみましょう。

①総数

刑法犯認知件数の総数は

平成28年 3,802件 → 平成29年 3,647件

となっており、4.1%減っています。

②凶悪犯

「凶悪犯」とは殺人・強盗・放火等を含む罪種。悪質な犯罪ですが、刑法犯認知件数の0.2~0.4%と、刑法犯の中で占める割合は高くありません。

平成28年 9件 → 平成29年 13件

数字にすると44.4%増加していますが、そもそもの母数が少ないため、件数が数件増えただけでパーセンテージが大きく変化していると考えられます。

③粗暴犯

「粗暴犯」とは暴行や傷害、脅迫や恐喝などの犯罪のことです。

平成28年 170件 → 平成29年 153件

粗暴犯全体で見ると10%減少していますが、「傷害」に限ると13.8%増加しています。

④窃盗犯

空き巣や自動車・自転車盗、ひったくり等の「窃盗犯」は刑法犯認知件数全体の約4分の3を占めています。

柏市での窃盗犯の件数の推移は以下のとおり。

平成28年 2,913件 → 平成29年 2,747件

刑法犯認知件数に占める割合は多いものの、件数自体は5.7%減っています。特に自転車の窃盗が多くなっています。

⑤知能犯

詐欺や横領などは「知能犯」と呼ばれます。

平成28年 119件 → 平成29年 177件

ほかの罪種の件数が減少傾向にある中、知能犯は前年比48.7%と増加しています。詐欺・横領・その他知能犯すべて増えています。

「振り込め詐欺」が相変わらず減らないことや仮想通貨関係の詐欺事件が増加しているという背景もあり、「詐欺」ひいては「知能犯」の件数は今後も増加する可能性があります。

⑥風俗犯

「風俗犯」は賭博関連の犯罪とわいせつ関連の犯罪が含まれます。

平成28年 34件 → 平成29年 14件

このように柏市の「風俗犯」は58.8%減。賭博・わいせつともに大幅に減っています。

⑦その他刑法犯

住居侵入や占有離脱物横領(落とし物を拾って自分のものにしてしまう等)などは「その他刑法犯」としてカウントされます。

平成28年 392件 → 平成29年 390件

前年比2.5%減、と微減しています。「住居侵入」は減っていますがそれ以外はほぼ横ばいと言えます。

3.まとめ

千葉県柏市でも、刑法犯認知件数は年々減少傾向にあることがおわかりいただけたかと思います。

刑法犯認知件数の中で一番比率が高いのは「窃盗犯」で、総数の実に4分の3を占めています。

次に割合が高いのは「その他刑法犯」で約15%。その後は知能犯、粗暴犯、風俗犯、凶悪犯と続きます。

どのような犯罪でも、刑事事件の被害に遭ったと感じたら、最寄りの警察署へ連絡するのが鉄則です。

また、家族や親族が「刑事事件の容疑者」となってしまう、という可能性もあります。警察から連絡が来て焦ってしまう気持ちは十分わかりますが、そんな時、どのように対応すべきかご存じでしょうか。

もし家族や知人が逮捕されてしまった場合、「できるだけ早く弁護士に相談する」というのがベストなのです。

刑事事件は民事事件などと違い、逮捕後の手続の進み方が非常にタイトです。そのため、手続きに通じた専門家に早い段階で相談・依頼をいただければ、その分容疑者側に有利な結果に持ち込める可能性が増します。

柏市、松戸市、我孫子市、流山市、野田市、常磐線・野田線沿線にお住まい、お勤めの方で刑事事件の弁護士をお探しであれば、まずは一度泉総合法律事務所柏支店へご相談ください。

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など、不安な点を一つ一つ一緒に解決していきましょう。

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