交通事故 [事例11]

後遺障害非該当から異議申立により後遺障害12級を獲得し、示談金を大幅に増額

50代男性
主な症状損害賠償金
顔面挫創、右膝後十字靭帯損傷、右膝内側判別版損傷 等 90万円 ⇒ 330万円に増額

背景

Aさんがバイクを運転して片側2車線道路の左側を走行中、路外左側の駐車場から道路に進入してきた加害者側車両と衝突し、Aさんが転倒・負傷した事故です。

Aさんは、後遺障害に認定されるだろうとの見通しを相手損保会社から聞き、相手損保会社からの治療打ち切りの提案を受け入れたものの、後遺障害申請を行ったところ非該当となったとのことで、当事務所にご相談に来られました。

対応

後遺障害等級認定について、治療先の病院に対し、弁護士が医療照会をおこなった上で、自賠責保険に対し異議申し立てを行いました。

結果

後遺障害12級7号の認定を得ることに成功しました。
また、その後の交渉により、入通院慰謝料・障害慰謝料・後遺障害逸失利益については裁判例に照らして9割ほどの賠償にとどまったものの、そのほかの金額については請求通りの支払いを受けることができました。

受任時にAさんの症状を確認し、Aさんの傷病を裏付ける資料を収集するため、治療先の病院にてAさんに再度検査を受けてもらうとともに、その検査結果に対する医師の見解を確認するため医療照会書を医師に作成していただきました。
その医療照会書の内容をもとに、自賠責保険に対し異議申立を行い、後遺障害12級7号に認定されることができました。

交渉においては、当初相手方保険会社は自社基準での賠償の提示を行ってきたものの、それでは到底納得できないことを伝え、最終的にはほぼ当方の主張通りの金額を得ることができました。

交渉を有利に進められたのは、やはり後遺障害等級認定があることにより、訴訟になった場合にもかなり高額の賠償が認められる可能性が高いという認識が双方にあったことにあると思われます。
異議申立により後遺障害に認定されたことが大幅な増額につながった事案でした。

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